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お仕事ガイド

1| はじめに

支える喜び、支えられる幸せ―社会に信頼を届ける仕事

住み慣れた家で、自分らしく暮らし続けたい。そんなご利用者さまの想いを支えるのが、訪問介護の仕事です。訪問介護は、単なる介助ではありません。

ご利用者さま一人ひとりの生活や想いに寄り添い、その人らしい暮らしを支える大切な役割を担っています。初めての方でも大丈夫です。当社では経験豊富なスタッフが同行し、一緒に訪問しながら丁寧にサポートします。介護技術だけでなく、ご利用者さまの気持ちや生活スタイルを尊重した関わり方も、現場を通じて学ぶことができます。

日々の訪問の中で、「ありがとう」「また来てね」と声をかけていただく瞬間があります。その言葉は、私たちにとって何よりのやりがいです。

訪問介護は、人と深く関わる仕事です。ご利用者さまの人生や言葉に触れる中で、私たち自身が励まされ、学びを得ることも少なくありません。一人ひとりの支援が、ご利用者さまの安心につながり、地域の信頼へと広がっていきます。

「人の役に立ちたい」「地域に貢献したい」そんな想いを持つ方を、私たちは心から歓迎します。

2| 私たちが考える訪問介護の意義

訪問介護は、介護の現場の中でも非常に高い専門性が求められる仕事だと私たちは考えています。サービスの提供には、有資格者による専門的な知識と確かな技術が不可欠です。一人でご利用者さまのお宅を訪問し、その場で状況を的確に判断しながら、迅速かつ柔軟に対応する力が求められます。決められた時間の中で、ご利用者さまの一人ひとりの状態やご希望に合わせ、身体介護から生活支援まで幅広い支援を実践します。

訪問介護の意義
訪問介護の意義

また、ご利用者さまのお宅では、ご利用者さまがこれまで大切にしてきた生活の流れや方法を尊重し、普段お使いの物を用いて支援を行います。同じ掃除や排せつ介助であっても、その内容や手順はご利用者さまごとに異なります。時には、施設では経験しにくい個別性の高い対応が求められることもあります。

そのため、私たちは「プロフェッショナルとしての誇り」を大切にしています。そして経験や年齢に関わらず、全員が同じ意識を共有し、互いを尊重しながらご利用者さまに向き合う組織でありたいと考えています。

その姿勢と実践の積み重ねによって、ご利用者さまご家族から「あなたなら安心」「あなたの事業所なら安心」と言っていただける存在になること。それが私たちの目標であり、何よりのやりがいです。

3| 訪問介護の仕事のスタイル

訪問介護の仕事のスタイル
Q1 訪問件数や残業時間は?

通常は、1日6〜7件程度の訪問です。短時間のサービスが重なる日には、1日9件程度になることもあります。訪問スケジュールは、移動距離やサービス内容を考慮して無理のない形で組んでいます。そのため、スタッフの月平均残業時間は、会議参加時間を含めても5時間以内に抑えられています。また、当社では「職住接近」を基本としており、多くのスタッフが自宅から近いエリアで勤務しています。移動の負担も少なく、自転車で通勤しているスタッフも多くいます。地域に密着しながら、無理なく長く働ける環境づくりを大切にしています。

Q2 新卒もOK?

もちろん大歓迎です。年齢やこれまでの経験は問いません。20〜30代でも高い専門性を持つスタッフがいる一方で、50〜60代から未経験でスタートする方もいます。介護の仕事は、年齢ではなく「学ぶ姿勢」と「思いやり」が何より大切だからです。私たちの事業所は決して大所帯ではありません。だからこそ、お互いの顔が見える距離の中で、それぞれの経験や得意分野を活かし合い、補い合う文化があります。誰かの得意な技術を教わること。自分の経験を誰かに伝えること。その積み重ねが、確かなスキルアップにつながります。新卒・中途を問わず、介護の専門性を一から身につけ、仲間とともに成長できる環境。それが私たちの会社の大きな魅力です。

Q3 大変なことは?

訪問介護の仕事は、決して楽な仕事ではありません。一人でご利用者さまのご自宅を訪問し、その場で判断しながら支援を行う責任の重さがあります。猛暑や豪雨、雪といった厳しい天候の中でも、時間通りに訪問しなければなりません。また、ご利用者さまの体調やお気持ちは日々変化します。時には思うように意思疎通ができず、対応に悩むこともあります。しかし、そうした一つひとつの課題に向き合い、乗り越えていくことこそが、私たちの専門性とプロ意識を磨いていきます。最初は距離があったご利用者さまと信頼関係を築けたとき。「あなたが来ると安心する」「介護のプロだね」と声をかけていただけたとき。その瞬間に、「お役に立てている」という確かな実感と大きな喜びが湧き上がります。困難があるからこそ、やりがいがある。それこそが、訪問介護という仕事の醍醐味であり、私たちの原動力です。

Q4 会社はどう評価する?

会社は様々なご利用者さまを担当することで介護スキルがあがり成長するスタッフをしっかり評価します。介護スキルの向上だけではなく、自発的な学習姿勢や組織への貢献度、主体性や協調性といった人間力も適切に評価し、スタッフの方々の成長を支援しています。

4| ほっこり話

「おう、また来いよ !!」

まだ初任者で駆け出しの頃のことです。85歳の男性のご利用者さまを担当する事になりました。

初回の訪問は、サ責の方と同行し、見学だけでした。二度目は先輩社員が見守る中、恐る恐るサービス。三度目は、見様見真似でサ責さんに同行してもらい、何とか合格となりました。四度目からは一人で訪問です。—— 一人となると、頭の中は真っ白。どこがご利用者さまのご自宅かわからず右往左往したり、レンジの時間をかけ過ぎて、熱いおにぎりを提供してしまったり。ご利用者さまもカンカンです。車の中で泣いてしまうほど落ち込んだこともありました。

サ責の方や先輩からの助言もあり「私が頑張らなきゃ」と気持ちを立て直し、訪問を重ねました。
しかしやっと順番通りにできるようになっても、ご利用者さまは依然として無言。「やっぱダメか…」と帰ろうとしたその時、玄関越しにかけられた一言 —— 「おう、また来いよ!!」と。予想外の言葉に胸がいっぱいになり、思わず泣き笑いに。

その日を境に昔話や人生相談で会話が弾むようになり、ついには訪問時間があっという間に感じるほどです。

最後に交わせた「失礼します」、「おう、また来いよ!!」。この温かいやり取りこそ、訪問介護の醍醐味だと感じています。

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